震災から再建、苦境を乗り越える強さは北校の3年間があったから

2022年5月8日
有限会社 マルタ水産 専務取締役 相澤 太
閖上シラス漁開始
有限会社 マルタ水産 専務取締役 相澤 太
在学:2000年~2003年 21回生
出身地:名取市(閖上地区)

卒業後は地元閖上で水産加工業の稼業を継いでおります。

震災後、2016年に地元閖上地区に工場を再建。

宮城県内で水揚げされる魚介類をメインに製造販売をしております。

2017年から閖上地区で獲れるようになった「北限のしらす」は弊社の代表的な商品として普及活動に励んでおります。
2020年にはしらす専門のお料理を提供するcaféと販売スペースを併設した施設をオープン。

地元の魅力ある水産資源を次の世代へ繋いでいくために頑張っております。
震災を経験し会社再建の道のりは非常に苦しく長い道のりでありましたが、苦境を乗り越えられた秘密は北校で学んだ3年間にあります。

在学中は野球部に所属し日々厳しい練習に励んでおりました。

中学時代は、卓球部に所属しておりましたが不真面目な部員だったので高校で野球をやろうと思って入部したものの、練習どころかグランド整備にすらついていけないほど体力がありませんでした。

また当時の野球部は1つ下に岸孝之選手が所属していた上に仙南地区の中学校のエースと4番が揃ったチームで競争がとても激しいチームでした。

それでも日々朝練、部活終わりの自主練に励み3年生の最後の大会ではレギュラーを獲得する事が出来ました。

新聞配達をしながらもその鍛錬に励んだことで根性と我慢強さを見つけることが出来ました。

震災を乗り切ったタフさは北校での日々があったからこそだと感じています。

当時はつらいと感じていましたが今はとても良い思い出となっております。

一度しかない青春時代を野球に打ち込んだことが今の私の財産の一つとなっています。

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